一般内科のご案内

よくある症状について

はらだメディカルクリニックでは、日常的な体調不良から、はっきりとした病名のつかない不調まで、幅広い症状に対応しています。「病院に行くほどではないかも」と迷っている方にも、安心してご相談いただける環境を整えています。

当院では、日本内科学会認定の総合内科専門医が、日々の診療を担当しております。

風邪症状(のどの痛み・咳・鼻水・発熱)

のどが痛い、咳が続く、鼻水が出る、熱がある——こうした風邪のような症状の多くは、ウイルスや細菌による上気道感染が原因です。季節の変わり目や感染症の流行時期には、軽い症状でも長引いたり、悪化したりすることがあります。特にご高齢の方や持病のある方は、風邪から肺炎に進行するケースもあるため、早めの受診が大切です。

当院では、インフルエンザや新型コロナウイルスに対応した抗原検査も行っており、必要に応じて血液検査や胸部レントゲンで炎症の有無や重症度を判断します。咳や痰がひどい場合は細菌性の感染症も視野に入れ、適切な治療をご提案いたします。

発熱外来

発熱のある患者さまには、専用の発熱外来をご用意し、一般診療の方と動線を分けてお迎えしています。Web問診を通じて、事前に検査のご希望や症状の詳細をお伺いできるため、来院後の診療もスムーズです。

インフルエンザや新型コロナの抗原検査は、当日のうちに結果をお伝えできます。必要に応じて血液検査や尿検査、画像検査を追加し、発熱の原因を見極めたうえで、迅速に対応いたします。

発熱外来受診時の
注意点

頭痛

一時的な緊張型頭痛から、片頭痛、群発頭痛、そして命に関わるくも膜下出血などまで、頭痛の原因は多岐にわたります。

「ズキズキとした痛みが続く」「吐き気や光過敏を伴う」「今までにない激しい痛みが突然起こった」といった症状は、早めの医療機関の受診が必要です。

当院では、血圧測定や血液検査を行い、必要に応じて専門機関と連携して画像検査をご案内します。市販薬で改善しない慢性頭痛の方には、症状のタイプに応じた処方薬のご提案も行っています。

なお、「今までにない激しい痛みが突然起こった」という場合、くも膜下出血などの重大な疾患の可能性があります。すぐに救急車を呼び脳神経外科をもつ大病院を受診しましょう。

腹痛

腹痛は、胃腸炎や便秘、胆石、虫垂炎、腸閉塞など、軽いものから緊急性を要するものまでさまざまな原因が考えられます。食事の内容や時間帯、痛みの場所や性質、発熱や下痢の有無などを丁寧に確認し、腹部の触診を行った上で、必要に応じて血液検査や腹部レントゲンを実施します。

「少し様子を見ていたけれど、なかなか良くならない」「右下腹部がズキズキと痛む」といった場合には、早めの診察が安心です。

なんとなく調子が悪い

「これといった症状はないけれど、どうも体がだるい」「最近疲れやすい」「微熱が続いている」「眠れない」——こうした不定愁訴とも呼ばれる不調も、体や心のバランスの崩れが原因になっていることがあります。

はらだメディカルクリニックでは、こうした「はっきりしないけれどつらい」症状に対しても、丁寧にお話を伺い、血液検査などで体調の変化を把握します。また、体質や生活スタイルに合わせて、必要に応じて漢方薬のご提案もいたします。気になることがあれば、遠慮なくご相談ください。

何かに相談したらよいか分からない

迷ったらまずご相談ください

「何科を受診すればいいかわからない」「症状があいまいで受診しにくい」と感じるときも、まずはご相談ください。

内科は“最初の窓口”として、病気の早期発見・対応に大きな役割を果たしています。

症状の背後にある体調の変化や、生活環境の影響を見逃さず、医学的な視点と生活に寄り添う姿勢でサポートいたします。

あなたの「なんとなく気になる」を、私たちにお話しください。

一般内科|よくあるご質問(FAQ)

風邪のような症状でも受診して大丈夫ですか?

はい、のどの痛み、咳、鼻水、発熱などの軽い症状でも、どうぞお気軽にご受診ください。特に、高齢の方や持病のある方、小さなお子さまは、風邪症状が重症化する可能性があります。また、感染症の流行期にはインフルエンザや新型コロナウイルスの可能性もありますので、早めの診断・対応が大切です。

発熱があります。どのように受診すればよいですか?

当院では、発熱のある患者さま専用の動線と待合室をご用意した「発熱外来」を設けています。来院前にWeb予約・Web問診をご利用いただくと、インフルエンザや新型コロナの検査希望も事前に確認でき、スムーズに診療を進めることができます。マスクの着用もお忘れなくお願いします。

頭痛が続いているのですが、何科に行けばよいですか?

一般的な頭痛(緊張型頭痛や片頭痛など)であれば、まず内科での診察が可能です。症状の経過や頻度、痛みの部位や性質から診断を進め、必要に応じて専門医(脳神経外科など)への紹介も行います。突然の激しい頭痛や、ろれつが回らない、手足のしびれを伴うような場合は緊急性があるため、すぐにご来院ください。

腹痛がありますが、すぐに病院へ行くべきでしょうか?

腹痛の原因は、軽い胃腸炎から虫垂炎、胆石、膵炎など多岐にわたります。「痛みが移動する」「発熱を伴う」「便に異常がある」「何も食べられない」などの症状がある場合は、すぐに受診をおすすめします。痛みの種類や部位を丁寧にうかがい、必要に応じて血液検査や画像検査を実施します。

なんとなく体がだるい、という相談でも受けてもらえますか?

はい、「なんとなく元気が出ない」「体が重い」といった不定愁訴でも、内科でお気軽にご相談ください。疲労、貧血、ホルモンバランスの乱れ、自律神経の不調、生活習慣病の初期症状などが隠れていることもあります。漢方薬の提案を含めて、あなたに合った治療方法を一緒に考えます。

漢方薬による治療はどのような場合に使われますか?

西洋薬で十分な効果が出にくい症状や、体質の改善を目的とした治療に漢方薬が有効です。たとえば、「冷え性」「食欲不振」「倦怠感」「更年期症状」「慢性的な下痢・便秘」「月経不順」などに使われます。当院では医師が診察のうえ、症状や体質に合った処方を行っています。

急な腹痛や発熱のとき、予約なしでも受診できますか?

はい、予約なしでも診察可能です。ただし、ご予約の患者さまが優先となりますため、お待ちいただく場合がございます。LINEやWebから当日順番予約も可能ですので、事前のご利用をおすすめします。緊急性があると判断される場合は、受付順を変更して対応することもあります。

健康診断で「要精密検査」と言われましたが、どうすればいいですか?

「要再検査」「要精密検査」の結果が出た場合は、そのまま放置せず、ぜひ内科にご相談ください。高血圧や脂質異常症、糖尿病など、初期段階であれば生活習慣の見直しや少量の薬で改善することができます。健診結果をお持ちのうえ、お気軽にお越しください。

インフルエンザやコロナウイルスの検査はできますか?

はい、発熱外来での診察時に、必要に応じて迅速抗原検査を行います。AI搭載型のインフルエンザ検査機器(nodoca)も導入しており、より精度の高い検査が可能です。また、検査だけでなく、解熱剤や抗ウイルス薬の処方、職場・学校への診断書の発行にも対応しております。

何科を受診すべきか分からないときも、相談できますか?

はい、まずは内科を受診してください。「どこが悪いのか分からない」「複数の症状がある」といった場合でも、総合内科の視点から診察を行い、必要があれば専門医や他院への紹介も行います。「とりあえず相談してみよう」と気軽な気持ちでご来院いただければと思います。